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今日は暑かった
人を乗せる用事があったのでエアコンが使えるプレで行動しました。
私のABは寒いくらい冷えるので夏場は重宝します(画像参照)
>赤ABさん
私は数々のボロ車を見て触ってきました。
私がベ-ス車を手に入れて乗り出す前に着手するのはブレーキのオーバーホールです。
走らない車より止まらない車は事故の元ですからね。
で、車を走らせて不具合が出たらそこを直すということをするのですが不具合はほぼ水回りから出始めます(笑)
水回りのトラブルは1箇所壊れてそこを直してもすぐに次の場所が壊れイタチゴッコが始まります(笑)
できることなら一気にリフレッシュさせることをお勧めします。
私なりの対策を紹介しますと
まずサーモスタットを外してラジエーターのロアホースも外します。
サーモケースの口に水道のホースを突っ込んで勢いよく水を出します。
このときにエンジンロア側から同じ勢いで水が出てくれば水路の詰まりはひどくないと解釈できます。
次にラジエーターを外して水を半分位入れてシェイクしては排出を繰り返します。
できることならロア側に水道のホースをしっかり固定、アッパー側を手でふさいでおいて水圧が高くなってきたら手を離して放出というような圧をかけた洗浄が好ましいです。
あとはラジエーターキャップとサーモスタットを新品に交換します。
これらはそれほど高価ではないのでケチらないことです。
なおサーモスタットは温度が何種類か設定があります。
車が正常な(それほど古くない)状態であれば付いていたものと同じ物をつけるのですが今回のように温度を上げたくないときには存在する種類のうちで最も温度が低いものを選択します。
私のABは付いていたものは88度オープンでしたが82度に変更しました。
ラジエーターキャップはカー用品店でハイプレッシャータイプを見かけますが古い車にコレを使うと弱い部分がすぐに逝ってしまうので使わないほうがよいでしょう。
余裕があれば各ホース・ウォーターポンプ交換、ヒーターコアは摘出が面倒なので漏れ出したら修理といった具合です。
金属は熱を持つと膨張する性質があります。
水温が高いということはブロックも高温ということになります。
高温状態が続くとヘッドやブロックの高精度の面が歪んでしまい大変な目にあうかもしれません。
せっかく修理したエンジンを壊さないためにも無理はせず早めに対策をすることをお勧めします。
参考になれば幸いです。
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